年間行事
1月 17観音講
2月 2大般若(宗善寺) 9大般若(小里公民館)
3月 彼岸会(お彼岸)
4月 29施食会(お施餓鬼)
5月 8釈尊降誕会(花まつり)※宗善寺の場合(一般的には4/8です)
6月
7月
8月 13.14.15お盆
9月 彼岸会(お彼岸)
10月
11月
12月 餅つき
釈尊降誕会(花まつり)
4月8日は、お釈迦さまのお誕生をお祝いする「花まつり」の日です。
(宗善寺ではちょうど一か月後の5月8日におこなっています。)
お釈迦さまは、今からおよそ2500年前、現在のインド国境に近いネパールの地、ルンビニーの花園でお生まれになりました。お釈迦さまの誕生日のお祝いを「花まつり」というのはこのためです。
シャカ族の王子としてお生まれになったお釈迦さまは、「ゴータマ・シッダールタ」と名づけられました。一般的に「お釈迦さま」や「釈尊」と呼ばれますが、これは「シャカ族の尊い方」という意味を表す尊称です。
伝説では、お生まれになってすぐに七歩進み、右手で天を、左手で地を指差し「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)」と宣言されたといわれています。この言葉は「人は誰もが、かけがえのない命を生きている」という、仏教のもつ人間尊重の精神を端的にあらわしています。またこの時に、お釈迦さまの誕生を祝った竜王が甘露の雨を降らせたとも伝えられています。
「花まつり」は、曹洞宗寺院だけでなく、多くの仏教寺院や仏教系の幼稚園、学校などで、広く行われています。ルンビニー園の誕生の様子を表した「花御堂(はなみどう)」を飾り、その中央には天地を指差した誕生のお姿を安置し、甘露の雨を模した甘茶をかけ、華やかにお祝いされます。